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薬学部出身が話す 進路選択で人生変わる!薬学部とは?将来は?

今年薬剤師国家試験に受かり、薬剤師になるりんちゃんです。

もともと医学部を志望していましたが一浪し、薬剤師になろうと薬学に。

薬学には医学部を目指し何浪かして、薬学にくる人が多い印象です。

進路選択時にもっと知っておけばよかったと思うことが多いです。人生変わってたと思います。

ではでは、これからが本題!薬学部とは? また将来はどうなる?

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目次

薬学部とはどんなところ?

6年制大学で専門学校はありません。薬学部卒業見込みで6年生の最後に薬剤師国家試験受験資格が得られます。薬剤師になるには薬学部をでなければなりません。

国家試験には物理、化学、生物、衛生、薬理、薬剤、治療、法規、実務と幅広くでるので、1年次の基礎科目からしっかり勉強する必要があります。

私は私立大学でしたが、私の大学を例にとると、定期試験があり、失敗すると再試験代を払い再試験がありそれを失敗すると持ち越すことになりますが、持ち越しの数に制限があるので、制限値を超えると留年という形になります。国立大学はわかりませんが。結構厳しいので、しっかり勉強に取り組んでいても、留年する人はいます。とにかく天才の方以外は勉強ばっかりの6年間になります。もちろんテスト前ではないときは遊んだりすることもできますよ。再試験があれば、夏休みや冬休みも勉強でゆっくりできませんが、再試験がなければ夏休み、冬休みがあります。春休みはあります。

私の大学は座学ばかりの日と午後に実習(実験)がある日があります。実習はレポートを提出しなければなりませんでした。私の大学はノートに手書きでしたがびっしり1冊(2冊のときもあったかも)(少ないときもあったかもしれませんが)とにかく量にしては提出期限が短いので、ひたすら書き続けて大変だった覚えがあります。それとテスト勉強を両立させないといけないので大変でした。ほかの大学は手書きかはわかりません。でもどこの私立の薬学部も卒業まで辿り着くのは安易ではないと思います。

白衣を着て実習なのでカッコイイです!

4回生では実務実習に行くための試験(CBT)と実技試験(OSCE)がありますここで勉強できていると国家試験勉強もスムーズになることが多いです。

5年生は実務実習(薬局約3ヶ月と病院約3ヶ月)の計約6ヶ月行きます。かなり勉強になり、国家試験への知識がかなりつきます。また実務実習がない期間は大学の研究室に所属しているので研究もします

6年生は国家試験勉強に励みます。研究室で研究したり卒論、卒業研究発表に取り組みます。国立大学の方が私立大学より長い間研究しているイメージです。

最後に卒業試験があり、それに失敗すると卒業留年(卒業延期)します。私立大学薬学部は合格率をあげるために卒業留年数が国立大学よりも多めです。

卒業留年すると次の卒業試験に受かると9月または大学によっては次の3月に卒業します。

学費は国立大学は他の学部と1年あたりあまり変わりませんが、私立大学は1年あたり約200万円前後です。

ここまで聞くと大変なことが多いですが、メリットもたくさんあるので後の項目で紹介していきたいと思います。

薬学部の就職先

基本的には薬剤師の資格を取ります。

薬剤師として病院薬剤師や調剤薬局薬剤師、ドラッグストア(調剤併設店や一般用医薬品のみなどがある)で働いたり、MR、公務員(保健所や厚生労働省などいろいろ)、大学に残り教授を目指す道、研究機関、医薬品製造業など幅広いです。薬剤師の試験に受かるとMRの試験が科目数が減ります。

調剤は薬を取り揃える、粉薬を調製する、液剤を調製する、服薬指導する、薬歴に書く、疑義照会をする、また仕事先によっては注射剤の調製など他にも様々な業務内容があります。

薬学部メリット

国家試験に受かると薬剤師になれます。調剤薬局やドラッグストアは就活は薬剤師免許を取得予定だと楽だと思います。

薬剤師だとパートとしても働けたり、復帰もできたり子育てや家事の両立もしやすいです。パートも未資格のパートより薬剤師の仕事は高時給です。資格をとるとメリット多いです。

とにかく薬学部ってだけでもカッコイイ!薬剤師はさらにカッコイイ、みんなにすごいと思ってもらえる仕事だと思います。

薬剤師国家試験の予備校もあり、大学に国家試験やCBTの授業のひとつとして教えにきてくれることもあります。

薬学部デメリット

とにかく勉強!一般的な大学よりは勉強に追われ、自由な時間が少ないです。また勉強していても頑張っていても留年することはあり、ギリギリだとプレッシャーや精神的にしんどくなることも。授業数が多いので、選択する科目は少なくほぼ必須なので平日はたいがい毎日大学に通います。

卒業留年してしまうとドラッグストアでは内定保留してくれることも多いですが、内定保留してくれない職場では就活スタートに戻ってしまいます。

国家試験合格率も2021年の近年は70%前後(卒業留年や未受験をいれない)ですが、国家試験に落ちてしまうと、ドラッグストアの中には前期は一般職として働かせてくれるところもあります(1年間国家試験勉強にいどんでもよく選べる)が、職場により内定取り消しになることもあり、1年間仕事ができないこともあります。仕事を始める年齢が上がってしまいますね。

結論

薬剤師になりたい!という方は是非薬学部にきてください。薬剤師にとくに興味はなく勉強に自信のない方は苦労することが多いかもしれません。

薬剤師は患者さんに頼られ、人を助けれる仕事です。体調が悪いときの頼みは「薬」!人の命を助けられる仕事でもあります。

薬の知識がかなりつきます。作用機序から考えられます。

将来のことを考え、進路選択してください。